【施工事例038】木塀施工事例

工事前
こちらのお宅は、もともと大谷石を積んだ塀があったのですが、ブロック塀倒壊の痛ましい事件などもあり、家の前が学童の通学路にあたることから笠木と大谷石をカットして落とされました。

しかしながら、もともと大谷石があったので、高さを下げるだけだと、目隠しの効果も薄れ、見栄えも悪くなるため、木塀(木のフェンス)を希望されました。

正直に申し上げあると、アルミ製フェンスなどの施工経験についてはそれなりに豊富だと自負しているのですが、一から作り上げる木塀(本物の木のフェンス)を施工した経験はほとんどありません。
ですので、木の選定から始め、設計して施工することになりました。

工事後
作り始める前までが一番大変で、それなりに時間を要しましたが、実際工事を始めると比較的スムーズに進んでいきました。
こちらのお宅では檜を使用しています(木村さんありがとうございました)。
木ですので、どうしても経年劣化や、腐れなどの心配もあることから、塗装を施しました。
せっかくの檜ですので、塗装はクリアー(透明)を選んでもよかったのですが、お客様とともにラーチというカラーを選択しました。
ちなみに塗料のメーカーはオスモ&エーデル社のオスモカラー(ウッドステインプロテクター)というものを使用しています(ラーチは何種類もあるうちの一つです)。
オスモカラーの主剤は55%~75%と多く(一般的な塗料では、15%から25%のもの多いようです)、自然の植物性油と天然の超微粒子顔料が成分で、環境に配慮されています。
また、溶剤が少なく、ドイツ薬局方適合の安全なものであるのに対して、一般的な塗料ではシンナー系の溶剤が多く含まれています。
木への浸透もよく、一般的な木材保護塗料の約2倍も長持ちし、長い目線で見たときには、経済的でもあります。
今回使用してみて、環境への配慮、経済性(これは結局はお客様が得をすることです)、色のイメージの良さ、トータルでみてとても良い木材保護塗料だとわかったので、今後も積極的に採用してみたいと思いました(数値などはオスモカラーのカタログからお借りしています)。
ちなみにこちらの塗料を勧め、塗ってくださったのは、弊社の強力なパートナーである(株)雅塗装の竹内社長さんです。
改めてお礼を申し上げます。
塗装の話題にそれましたが、木の性質や長期的なメンテナンスコストを考え、最適な塗装を施せたと思います。
木塀はとても趣のある仕上がりとなりました。
この木塀の効果で庭とトータルで考えた住宅全体の質感、佇まい、格を一層高めることが出来たのではないでしょうか。」
また、木の上にある銅板も忘れてはいけません(神田板金さんありがとうございました)。
普通の板金でもよかったのですが、寺社仏閣などの屋根に使用され、耐久性も高い銅板は塗り替えなどの長期的なメンテナンスコストから考えれば、それほど高いとは言えず、とても高級感があり、銅特有の経年変化も楽しめます。
もともとの住宅の格、木材、塗装、銅板などの要素が絡みあい、世界にこちらしかない特別な木塀が出来上がりました。
手間がかかり、費用も既製品よりは少し高いかもしれません。
ですが、いろいろな人や製品がかかわり、お客さんと一緒に作り上げることができたこちらの木塀は自画自賛になりますが、素晴らしいもので、お客様もとても喜んで下さいました。


もともと自然にある木を使い、その木になじむ環境に配慮した塗料を選択し、塗料とともに長い目で見てメンテナンスコストを抑えられる銅板、とても誇れるものだと思います。みなさんも木塀を作ってみませんか?

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